Alsole~心と体の通訳屋さん。~【ペットが虹の橋を渡ってしまった...】ページ

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2024.05.05

ペットが虹の橋を渡ってしまったら

愛するペットが虹の橋を渡ったとき。そんな時に思ったことや選択したことを書いてみます。
これからのこの子の幸せを願うこと、 そして家族が後悔ない選択。

旅に出してあげる準備

・火葬の手配( なかなか死後すぐに決めるのは難しいと思います。事前に自分が思う形の見送り方ができ、安心して任せらえる火葬業者さんを選んで置くとスムーズです。)
・虹の橋を渡ったその日のうちに、日程を決めて手配できると安心。

綺麗な体で一晩一緒に過ごすための準備

・ペットシーツの用意
※眠る体から、排出物などが出て体などが汚れてしまわないようにします。
・ドライアイスや保冷剤の用意(特にお腹、頭、首、背骨を冷やしてあげる)
※柔らかいままの大きめの保冷剤やジェルでできた熱冷まし枕を体の下に敷き、その上にペットシーツを引くと、硬くなく体への負荷もかからず便利です。数時間置きに交換する必要があるので、数に余裕を持たせて準備してください。
・保冷剤を包む用のハンカチやタオルの準備
・ペットお気に入りのブランケットやベッドで寝かせる場所の用意
※ 掛る用のブランケットなどは、できれば薄手で厚みがないもの。保冷剤やドライアイスを直接に体に置かず、ブランケットなどで挟んでかけてあげるため。厚みがあると、保冷剤の冷気が伝わりにくく、遺体の温度が上がり、綺麗な体のままを保ちにくくなります。

室内の温度を寒いくらいに下げる

・もし病院にお迎えにいく場合は、迎えに行く時に、前もって室内の温度をエアコンで下げておく。
・できる限り低い温度の方が、遺体への負担が少なくなります。仮に16°Cくらいに下げた場合、保冷剤の交換も、そこまで頻繁に変えなくて済むかと思います。大切な家族、できる限り生前のように可愛く綺麗な状態で眠らせてあげたいものです。室内の温度は、無理のない範囲でできる限り下げて、見送る側は厚手の服を着て、最後の時間をめいっぱい一緒に過ごしてあげましょう。

お気に入りの物の準備

・ご飯にお水、大好きだったおもちゃや、普段使っていたものなどを集めて、眠らせてあげる場所の近くに用意する。
・これらを置くことで、共に過ごした時間を鮮明に思い出し、一緒に生きてくれたことに感謝し、様々な思いを伝えながら、一晩語りながら最後の夜を一緒に過ごしてあげることができるでしょう。
・できればその子のイメージにぴったりな生花も、花瓶などに用意してあげると良いでしょう。モノクロになりがちな空間に、生花があるだけで、「命」の美しさと彩りが加わり、空間を華やかにし、心を癒してくれます。

愛用の爪切りとブラシ、小さな木箱を準備

・愛する家族に話しかけながら、今までのように、ブラッシングを優しく愛情いっぱいにしてあげましょう。その時に抜けた毛は、大切な忘れ形見として、木箱などに保管しましょう。
・爪切りも同じように、話しかけながら、普段通りの長さに、愛情いっぱいに揃えてあげましょう。この時に切った爪も、大切な忘れ形見として先程の毛と、一緒に大切に保管しましょう。
・もし、室内やブランケット、ベッドなどにひげが落ちていたら、それも一緒に大切に保管しましょう。
※ 無理にひげを切ってしまうなど、生きていたら嫌がるであろうことはしない
であげましょう。

一緒に過ごす最後の時間を映像に残す

・虹の橋を渡ってから、旅立ちを見送るまでを、愛する家族の人生の最後の一ページとして記録に残す。

姿が変わる前に過ごせる大切な時間を、心のままにめいっぱい噛み締める

・めいっぱい名前も呼んで、めいっぱい話しかけて、めいっぱい撫でて、目を閉じて手に伝わる愛する家族の感触を、鮮明に感じ取り、心の中で、これからも大切に覚えておきましょう。愛情と感謝を、最後まで伝え続けましょう。
・愛する家族の大切な人生の最後の姿を、大切なその子が生き切った証、人生の1ページとして、写真や動画に残しましょう
※ 無理はしないで下さい。可能な方のみで大丈夫です。
・その子との思い出や溢れる思い、愛、感謝など自分の気持ちの全てを話しかけながら、伝えながら、撫でながら、動画を撮影しておくと、区切り毎( 初七日や四九日など) に見返すことができ、旅立ちの日を思い出してあげることができます。私は、初七日に振り返りました。その時から、感情も変化があることに気が付けて、少しずつでも前を向いて歩き始めた自分を褒めました。
自分の気持ちに無理に蓋をすることなく、自分のペースで向き合うことができ、大切な家族との別れを現実として、ゆっくり受け入れるのに役立ちます。

綺麗な姿で旅立ちを迎えさせてあげる

【 小さめのタオルと水を入れる容器を準備】
・愛する家族に話しかけながら、優しく顔を拭き、体を拭いてあげましょう。
・水分が多いと濡れてしまったり、高い温度のお湯で拭くと、綺麗な体を保ってあげにくくなるので、しっかり絞って、適度な温度で拭いてあげましょう。

愛情と感謝の気持ちを伝え送り出してあげる

姿を変える旅立ちの日、『ありがとう』『大好きだよ』など、伝えたい言葉で、めいっぱいの愛情と感謝の気持ちを伝え送り出してあげる。
【 姿を変えて帰ってきたら、感情のままにめいっぱい泣く】
【家族や周りの人に悲しみや感情を共有し、素直にサポートを受ける】
この時が一番『愛するあの子はもういない。』という感情が溢れてくるので、我慢しないで、感情とありのまま向き合う。
【形見として残しておいた毛や爪を触ったり、その子の香りが残るブランケットを嗅ぐことで、姿を変える前の『いつもの姿』の一部を 『存在』として感じる】
・姿を変えたことにより起きる喪失感や気持ちを落ち着けるのに役立ちます。
気持ちが落ち着いたら、前を向いて歩いて行くために、このことを心に置いて天国にいる愛する家族のために、新しい生活を始める。
※無理は決してしない。焦らず、ゆっくり、自分のペースで、自分のやり方で。

Alsoleでは、自身の経験から愛おしい家族(ペット)の死に向き合い、何をし、どのように受け入れていくのかを実体験を元にお話させていただきます。なお、こちらの活動で得た必要経費を除く全ての収益は保護猫のために使わせていただきます。

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